子どもたちは夜と遊ぶ(下)
講談社ノベルス
辻村深月
2005年5月31日
講談社
1,155円(税込)
小説・エッセイ / 新書
もう、一人の夜には帰りたくないー。残虐非道な事件に潜む、孤独な殺人鬼と彼を操る共犯者の存在。罪の意識に苛まれながらも、二人の間で繰り返される恐ろしい殺人という名の遊びは、一体いつまで続くのか!?そして傷つけずには愛せない、歪で悲しい恋の行方の結末とは…。辛い過去を孕んだ事件の真相は少しずつ解き明かされ、漆黒の闇を照らしていく。
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starstarstar 3.2 2021年04月04日
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誰がiなのーーーーとずっと気になって一気に読み進めていたら、まさかの浅葱だった。たしかに、壮絶な経験をしたり現実から離れたい願望が強いと、自分の中に新たな人格を生み出してしまうことがあるっていうのは知っているけど。少しがっかりした。でも上原愛子が突如出てきたことにびっくりと驚き。
でも悲しいな。幼少期に受けたDVも、その後の性的虐待も、大人になるにつれ人間らしい感情を持っていく過程も。人に愛されたいと強く渇望する悲しい人。愛してくれた人を勘違いで殺めてしまったこと。なんか全部悲しいな。
秋先生と恭司のことを怪しいと思ってたけど、ただの洞察力と推理力が鋭い大学教授と、身の上に影のあるルームメイトなだけだった。キャラが強い。
月ちゃんが記憶を失ってしまって、浅葱が会いに来た最後のシーンも切なかった。もう2人は一生会うことはないし、月ちゃんは浅葱のことを思い出すことはないかもしれないけど、最後に会えてよかった。浅葱はこれからどうするのかなぁー
本格ミステリーみたいな感じですごくハラハラしたり展開が気になる小説でした。
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みずたま
(無題)
浅葱の追い詰められてくところは切ない。月子はちゃんといつか思い出してあげられるのだろうか?恭司はちょっと思わせぶりっこよね…。みすりーど役なのかな?
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