黙してゆかむ

広田弘毅の生涯

講談社文庫

北川晃二

1987年11月1日

講談社

598円(税込)

人文・思想・社会 / 文庫

東京裁判の表徴となった広田弘毅の絞首刑。文官でありながら、なぜひとり黙して服したのか。名門にも閨閥にも無縁な彼が、祖国の激動期に首相となり、軍閥に抗した真相は何か。吉田茂、近衛文麿、東条英機ら昭和史をいろどる人間との交流、対決を通して、殉じた男の人間性を、豊富な新資料で描く歴史評伝。

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