テネシーワルツ
講談社文庫
林真理子
1988年5月31日
講談社
607円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
戦後間もないころ、いつも街角に流れていた甘美なメロディー。その大ヒット曲「テネシーワルツ」を歌ったスター歌手・葉山サチと異父姉・向井とき江。この2人の交錯する人生を織りなす光と闇のドラマを追いかけながら、人間にとって、また女にとって幸せとは何かを問いつめる衝撃の長編モデル小説。
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ケムケム
異母姉妹の愛憎物語
戦後間もない頃、歌手として成功していた異母妹を訪ねていった主人公。妹の人生の歯車として巻き込まれ、夫や子どもを捨てて妹の女中(付き人や家政婦ではなく“女中“なのだ)として半生を捧げる結果になる。 最初は血のつながった家族を求めていたために妹につくした主人公だったが、報われない状況から、妹を憎み始める。 それを、淡々と綴っていることで、主人公の恨みが深いことが読者に伝わる。 決してハッピーエンドではないけれど、読了後に何とも言えない満足感と余韻が残った。
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