
老人と狩りをしない猟犬物語
講談社文庫
西村寿行
1988年12月1日
講談社
416円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
隼という名の犬を飼い、一人で狩りをしていた老猟師の家をある日巨熊が襲い、嫁や孫そして隼をもその鉄の爪にかけた。巨熊をはじめ、巨大な犬鷲、長大な牙を持つ猪の3大巨獣と老猟師の対決が迫るころ、1匹の白い紀州犬が迷い込み、老猟師は2代目“隼”と名付けた。老人と犬の哀しいまでの愛を描いて動物小説の巨匠の原点ともいえる処女長編。
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