
宿命
講談社文庫
東野 圭吾
1993年7月31日
講談社
858円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
高校時代の初恋の女性と心ならずも別れなければならなかった男は、苦闘の青春を過ごした後、警察官となった。男の前に10年ぶりに現れたのは学生時代のライバルだった男で、奇しくも初恋の女の夫となっていた。刑事と容疑者、幼なじみの2人が宿命の対決を果すとき、余りにも皮肉で感動的な結末が用意される。
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2人の男の宿命。
starstarstar 3.7 2020年06月14日
star
こんな奇妙な縁はあるだろうか?
何が宿命なのか?最後の最後までお楽しみです。
小学校、中学校、高校そして大学とライバルとしてみていった優作とアキヒコの物語である。
ユウサクが初めて愛した美佐子は月日を経るとアキヒコの
嫁となって再会する。
ユウサクは刑事となり、医者となったアキヒコを容疑者として事件を捜査することになる。
一企業が脳をコントロールして自在に感情を変えることができる。そんな夢のようなことを実現できればすべてのことを成し遂げることができるのではないだろうか?
ただ、世間にバレてしまうととんでもないバッシングを
くらい今後社会で生きていく上で指を刺されながら生きていかなければならないそんなリスクも関わっているのだが。
毎回東野圭吾は知識を入れつつ、殺人事件と絡めながら
他者との人間関係をうまく描いている。
大企業の欲望の犠牲になってしまった人たちの悲しい物語でもある。
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(無題)
トリックよりも2人の宿敵の相手の結末が気になった。映像化されたらキャスティングは…とつい考えてさしまう。
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