樹影

講談社文芸文庫

佐多稲子

1988年2月29日

講談社

1,540円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

被爆地長崎。敗戦後3年目の夏、華僑の女柳慶子と画家麻田晋は出遭った。原爆病に脅かされる二人はいたわり合い、自らの生を確かめるように愛し合い、十数年の苦痛の果てに死んで行った。著者の故郷長崎の、酷く理不尽な痛みを深い怒りと哀惜をこめて強靭に描く。原爆を告発した不朽の名作。野間文芸賞受賞。

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