新・平家物語(一)

吉川英治歴史時代文庫 吉川英治歴史時代文庫 47

吉川 英治

1989年3月24日

講談社

880円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

12世紀の初め、藤原政権の退廃は、武門の両統“源平”の擡頭をもたらした。しかし、強者は倶に天を戴かず。その争覇興亡が古典平家の世界である。『新・平家物語』も源平抗争の歴史を描くが、単なる現代訳でなく、古典のふくらんだ虚像を正し、従来無視された庶民の相(すがた)にも力点を置く。--100年の人間世界の興亡、流転、愛憎を主題に、7年の歳月を傾けた、著書鏤骨の超大作。 七年の歳月を傾けた、著者晩年の超大作。十二世紀の初め、藤原政権の退廃は武門の抬頭をゆるしたーー源平の登場だが、両雄は倶に天を載かず、宮枢の葛藤、対立とからんで、やがて保元・平治の乱へ突入。

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