新・水滸伝(三)
吉川英治歴史時代文庫 吉川英治歴史時代文庫 73
吉川 英治
1989年7月3日
講談社
850円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
囚われの身ながら潯陽楼の風光に見惚れた宋江は、即興の一詩をそこに残したが、謀反人の烙印を押され、あわや刑死という寸前、晁蓋をはじめとする梁山泊の面々に救い出された。二丁斧を使う李逵や姦婦巧雲を成敗した楊雄も仲間に加わり、梁山泊の勢いは、日に日に旺となる。ここにその動きを警戒するのが、地元豪族の祝氏一族。ついに両者は激突し、悪戦苦闘の末、泊軍は勝利を収める。
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何故宋江がここまで持ち上げられるのかがわからない
たぶんみな思っていることだとは思いますが、あの世界で何故あそこまで宋江は持ち上げられているのかが本当にわからない。ほとんど実積もなく、みんなに迷惑かけてるだけだと思うんだが… それと闇塩の道というのは北方謙三の水滸伝のオリジナルではないんですね、まだ北方水滸伝は読んでいませんが、闇塩の道っていうのが梁山泊の資金源だというのを聞いたことがあり、あちらのオリジナル要素だと思っていましたがそうではなかったんですね。 3巻では柴進が入党するあたりまで、ラスト1巻残りも楽しみですね。
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