顔に降りかかる雨

桐野夏生

1993年9月30日

講談社

1,760円(税込)

小説・エッセイ

大金を持って消えた親友の行方を追う私の前に、謎また謎が…。第39回江戸川乱歩賞受賞作。

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sasakikuuu

(無題)

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4.5 2019年09月23日

病院看病の暇つぶしに一読。かなり昔の作品だが江戸川乱歩賞受賞作とのことで読んでみた。なかなか難しい作品だが伏線が何本も張られていて、最後はノンストップで読み入ってしまった。犯人がわかる瞬間、最後の数ページは今まではられた伏線を思い出しながらゆっくりと読み解いて楽しませてもらった。 これは見返しても面白い作品だろう、いつか再読したいものね。どうも海外が混ざると感情移入というか情景把握というか、難しくなってくる。それでもこれは好きな作品のひとつに入るでしょう。

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