終戦のローレライ(上)

福井晴敏

2002年12月31日

講談社

1,870円(税込)

小説・エッセイ

戦争。もはや原因も定かではなく、誰ひとり自信も確信も持てないまま、行われている戦争。あらかじめ敗北という選択肢を持てなかった戦争。茶番と括るには、あまりにも重すぎる戦争。-その潜水艦は、あてどない航海に出た。太平洋の魔女と恐れられた兵器“ローレライ”を求めて。「彼女」の歌声がもたらすものは、破滅か、それともー。

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もこりゅう

エンターテイメント作品として最高の出来

starstarstarstar 4.0 2023年10月21日

エンターテイメント作品として最高の出来だと思う。冒険小説であり、恋愛小説であり、青春小説であり、反戦小説であり、SF小説であり、歴史小説である。ただ、長い・・・。この小説は映画化を前提に書いたそうだが、これを映画化するのは長すぎるでしょ・・・。でも面白い。でも長い。

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