雲、西南に流る

平山寿三郎

2004年12月9日

講談社

1,980円(税込)

小説・エッセイ

「外国語を身につけたほうが先が開けるだろう」-兄の言葉に、八丁堀同心の三男、部屋住みの源三郎は、幕府伝習所の試験を受けた。猛勉強で学んだフランス語とフランスの歴史は、源三郎の若い心に強烈な刺激を与えた。が、一方で、そのフランス語のために源三郎は、伝習隊通訳官から始まって、横浜フランス商館や横須賀造船所での勤務、さらには箱館戦争、横浜居留地での潜伏生活へと否応なく突き進み、運命を変えていく…。フランス語を武器に、混迷の時代を走った若き元幕臣の幕末・明治。

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