暁けの蛍
朝松健
2006年2月28日
講談社
1,980円(税込)
小説・エッセイ
淀川河口に近い渡し場でめぐり会った一休と世阿弥。船を待つ間、二人は半生を語り合う。瀬田の大橋での「野守」、「一節切」の笛、風の乙女…記憶と夢は互いに溶け込み合い、重なって、48年に一度、二十三夜にだけ渡ることのできる暁蛍楼へと辿り着く。
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