富の未来(上)

アルヴィン・トフラー / ハイジ・F.トフラー

2006年6月30日

講談社

2,090円(税込)

人文・思想・社会

経済、文化、制度、社会、知識ー歴史上類を見ない規模とスピードで、世界は新たな次元へと進化しはじめた!21世紀の富は誰がつかむのか?『第三の波』『パワーシフト』に続くトフラー15年ぶりの大作。

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Readeeユーザー

経済的な富と経済的でない富のあり方

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2.8 2020年09月24日

ところどころまとめの章を作ってくれているので、振り返りやすい。 ただ、それにも増して原文なのか訳文なのかが難しく、理解が困難。 上巻は30章にまとめられているので、そこから抜粋。 富とは、経済学的なものに限らない。富の在り方が大きく変わり始めている。 富の価値は経済学でいうファンダメンタルズのみでは測れず、ファンダメンタルズを左右する深淵の要因があるはず。 ファンダメンタルズの深淵の中心は、時間、空間、知識の変化。 時間はさらに早く進むようになっており、また物事が非同期的に進む中でモノや知識の生産は同期する必要があることが困難さを生む。 空間的には、20世紀の初めに高らかに宣言されたグローバル化が、2度の世界大戦と冷戦で反グローバルに振れたが、21世紀を前にして再度グローバル化に触れている。一方、反グローバル運動もグローバル化したツールを用いて組織化されており、双方が拮抗する状態になっている。 知識はますます重要度を高めている。ものと違い、知識は競合材ではないので、意識的に守ろうとしない限りは際限なく広がっていく。一方、知識が増え続けるに従い、新しい知識が無用になる(死知識になる)までの時間も短縮しており、これが各人がある知識を正しいと考え7つの根拠(常識や啓示時の試練等)のうち、科学的根拠に依存する率を高めている。 金銭経済で測れる富は、富の半分でしかなく、生産消費による富が残り半分を占める。生産消費とか金銭で測れない、家庭での教育や自分で食べるための調理、家族の介護、太陽光発電機による自家用発電など。 生産消費は金銭経済の量にも影響を与えるが、さらに金銭経済の生産性にも影響を与える。家庭教育がなければ金銭経済の発展はありないというのが代表例。

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