青雲の梯

老中と狂歌師

高任和夫

2009年3月31日

講談社

1,980円(税込)

小説・エッセイ

老中田沼意次、足軽の子と蔑まれ、名門譜代勢力から「賄賂政治家」の名を残されながらも、幕府の抱える難題に取り組む。国家の行方を憂えることもできないのか。狂歌師大田南畝、たいした仕事も、出世する見込みもない下級武士であるがゆえ、狂歌にのめりこみ、庶民の圧倒的支持を集める。才能を開花させることも許されないのか。二人の武士の苦悩と葛藤を、企業小説の名手ならではの視点で描き、現代と通じる「組織と個人」の問題を炙りだした著者初の歴史時代小説。

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