
僕は君たちに武器を配りたい
瀧本 哲史
2011年9月30日
講談社
1,980円(税込)
人文・思想・社会 / 美容・暮らし・健康・料理
これから社会に旅立つ、あるいは旅立ったばかりの若者が、非情で残酷な日本社会を生き抜くための、「ゲリラ戦」のすすめである。20代が生き残るための思考法。
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投資家的な生き方
◆概略 資本主義においては最終的には価格競争になり、コモディティ化する。(牛丼の例)、人もコモディティ化する。 儲かる仕事をする6つのタイプ(①トレーダー、②エキスパート、③マーケター、④イノベーター=起業家、⑤リーダー、⑥インベスター=投資家)。今後は①②は稼げなくなる。③~⑥のいずれかになるよりもそれぞれの強みを場面によって活かせることが必要 ◆新たな視点 ・自分の武器をこれまでにないところに応用する(③)でコモディティを脱する可能性 ・イノベーターになるには、どこかの企業に属してその業種を詳しく知った後独立(④、TV業界→ネット配信) ・投資家としていきる。投資は長期的にリターンを産みだし続ける企業に。金だけでなく、自分の時間を企業に投資。その場合は管理に回るか、株を所有する、あるいは成功報酬制での契約。リスクとリターンを正しく知り、リスクが回収できるならばとれ。 ・英語は何かの専門的スキルと合わせることで初めて活きる ◆自分への応用 ・普段のRh自体はコモディティ。深めてもエキスパート→稼げない。 ・稼ぐためには③マーケター的に、OT技術をどこか企業で使う。デイサービスで、訪問リハでなど。管理業務を別病院にうる。 ・④イノベーター的に、何か企業。独立。英語圏の国でのなにか。 ・⑤リーダーとして、管理業務の向上。管理者で業務改善。 ・⑥投資家として、成功報酬制で働く。管理者になる。
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とも
(無題)
若い人の読書傾向を見ていて、違和感を感じていた事に、ハウツー本とお勉強本の多さがある。社会人となって業務に必要な勉強をするのは当たり前であるが、会計、英会話や資格取得に熱心なのは、一体なんなんだろうと、思っていた。その疑問が本書を読んで氷解した。本書には「戦後最大の日本の危機」を乗り越えるために大切なことが全9章に渡って書かれており、各章でそれぞれ「武器」を手に入れ進んでいく。特に重要なのが、人間が自由になるための学問「リベラル・アーツ」だ。哲学や芸術、文学、自然科学全般について学ぶことにより、物事をさまざまな角度から考え、能力や問題を発見し解決する能力、多様な人たちとのコミュニケーション能力が身に付く。自分のことしか考えない大人のことなんて気にすることはない。判断する力という武器をもらったんだ。正しいと思う道に向かってどんどん歩いていこう。本書によって自分が今いる位置が明確になる。また、暗かったトンネルの先に燭光が見えてきた。
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