<世界史>の哲学 中世篇

大澤 真幸

2011年9月21日

講談社

1,980円(税込)

人文・思想・社会

本書によって西洋中世史は書き換えられた! 都市はなぜ死体を中心に繁栄したのか。愛を説く宗教がなぜセックスを原罪とするのか。誰もが知っているのに誰も明確には答えられない世界史史上の謎。平易に語られる瞠目の真実が中世史を書き換える! 殺されても死なない死体が創った「中世」という時代。 死体を中心に繁栄する都市。なぜセックスは「原罪」で「隣人」は嫌なやつなのか。愛と矛盾とドラマに満ちた時代を鮮やかに読み解く。 第1章 フィリオクエをめぐる対立 第2章 信仰の内に孕まれる懐疑 第3章 二本の剣 第4章 謝肉祭と四旬節の喧嘩 第5章 罪から愛へ 第6章 聖霊と都市共同体 第7章 <死の舞踏>を誘発する個体 第8章 聖餐のカニバリズム 第9章 教会を出産する傷口 第10章 空虚な玉座に向かう宮廷愛的情熱 第11章 利子という謎 第12章 「物自体」としての聖地

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