ふくろう

梶よう子

2012年6月30日

講談社

1,650円(税込)

小説・エッセイ

伴鍋次郎は西丸書院番士に引き立てられるが、両親はなぜか狼狽する。町で会った初対面の老武士には「許してくれ」と土下座され、不審は募るばかり。そんな矢先、家で書物の整理をしていると、「鍋次郎」と記された自分の名前の位牌と、父の昔の日記を見つける。日記には、鍋次郎が生まれたころの記述だけが欠落していた。自分は養子だったのか?己の出生の真相に迫る鍋次郎。私はいったい誰なのだ。ふくろうの根付にこめられた我が子への願いとは。若手注目株の長編時代小説。

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