おみやげと鉄道 名物で語る日本近代史
鈴木 勇一郎
2013年2月22日
講談社
1,650円(税込)
旅行・留学・アウトドア / 人文・思想・社会
日本各地の駅を訪れると、饅頭や羊羹、弁当などの食品が、その土地の名物として売られている。私たちにとって当たり前のこの光景は、実は他の国ではほとんど見られない(ロンドンのターミナルで「ビッグベン当」のようなものは見あたらない)。この類い稀なる「おみやげ」という存在は、鉄道を筆頭とする「近代の装置」が、日本の歴史、文化と相互作用して生まれたものだったー。近代おみやげの誕生と発展のありさまを描き出す、本格的歴史研究。
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