
池田屋乱刃
伊東潤
2014年10月22日
講談社
1,760円(税込)
小説・エッセイ
「私は卑怯な男だ」。明治十年、死の床についた長州の英雄・木戸孝允こと桂小五郎が、かつての同僚にある真実を語り始めたー。「池田屋事件」。その後、日本は明治という近代国家に向かって急激に加速していく。池田屋で新選組に斬られ散っていった各藩の志士たち。吉田松陰や坂本龍馬といった熱源の周囲で懸命に生き、日本を変えようとした男たちの生き様と散り際を、最注目の作家が熱く描いた「志士たちへの挽歌」。幕末京都の、熱くて一番長い夜。道半ばで斃れ、日本の礎となった男たちを描ききった連作長編。
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toruo
(無題)
伊東潤さんの時代もので作者にしては珍しく幕末が舞台。 池田屋で斃された福岡祐次郎、北添佶麿、宮部鼎蔵、吉田稔麿と、生き残った桂小五郎、それぞれの話で構成された短篇集になっています。 池田屋というとだいたい新選組側の話が多いのですが、手練の作者らしく斃された側に焦点をあてて短編としても全体を一つの長編としても読めるように描かれています。 志とは何か、ということを考えさせられました。面白かった。
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