
老後貧困から身を守る
細沢 祐樹
2015年11月13日
講談社
1,320円(税込)
人文・思想・社会
超高齢化社会が進み、認知症になって財産や住居をだまし取られ悲惨な目にあったり、特に病気はなくても思うような暮らしを送れなくなったりする可能性は誰でもあります。そんな老後の心配に、高齢者の財産管理や生活の見守りを多く請け負う司法書士が、アドバイスします。快適に暮らせる環境で、財産を守りながら人生の最後まで心穏やかに過ごしたい、でも社会の暗いニュースに不安が大きい、そんな人に役立つ1冊。 超高齢化社会が進むにつれ、様々な社会問題が増えています。認知症になり、財産や住居をだまし取られ、悲惨な目にあったり、認知症や足腰が動かなくなるまではいかなくても、若いときほど動けずに、自分の思うような暮らしを送れなくなったり、そんな状況になる可能性は誰にでもあります。 終活に向けて、自分が認知症になった場合や動けなくなった場合の漠然とした不安がありながらどうしたらいいのかわからないという人が多い現状に、高齢者の財産管理や生活の見守りを多く請け負う司法書士が、アドバイスをします。 まずは早めに高齢者の財産や暮らしを守る制度のことを知っておくことが大切です。また、制度を利用するしないにかかわらず、困ったときに誰にどう相談できるか、わかっているだけでも心強いと思います。深刻な状況でなくても、老後がなんとなく心配になったらぜひ司法書士に気軽に相談してほしい、早めに対策を考えるきっかけにしてほしい、そんな思いがこめられています。 自分が快適に暮らせる環境や住居で、自分の財産を自分のために守りながら、人生の最後まで心穏やかに過ごしたい、でも社会の暗いニュースに不安が大きくふくらんでいる、そんな人に役立つ1冊です。 【序章】4人に1人が65歳以上という時代。高齢者の3人に1人が認知症とその予備軍。あなたの老後は誰が守る? 【第1章】元気なうちの老い支度が必要! 認知症で日常はこう変わる/あの手この手で詐欺に狙われる/親の介護のための預金がおろせない!/ものを売った相手が認知症だったら…●認知症の高齢者は必ず狙われる●老老介護、認認介護の悲劇●子供はいつでも親の味方でいられるか 【第2章】高齢者を守る安心のしくみ 知っておきたい、老後のお金、希望の暮らしが不当に奪われることを避ける手段●遅くても65歳になったら老後の守り支度を始めましょう●誰に相談?どんなサポート?老後を守るしくみQ&A(お金がなくても利用できる制度はありますか?/ 判断能力が衰えてなくても、不安なときに支援してもらえますか? など) 【第3章】親や親戚が認知症に! 親の財産と暮らしを守るためにするべきこと●親のお金が正しく使われて兄弟や親族の争いを避けるために知っておきたいことQ&A(親族でも横領があるときき不安です/無料で相談できるところがありますか? など) 【第4章】成年後見人として関わった人生と幸せな老後への道 【おわりに】幸せな老後は手に入れられるものです
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