虚の聖域 梓凪子の調査報告書
松嶋 智左
2018年5月17日
講談社
1,870円(税込)
小説・エッセイ
元警察官にして探偵・梓凪子に舞い込んだ依頼は最悪のものだった。理由はふたつ。ひとつは、捜査先が探偵の天敵とも言える学校であること。もうひとつは、依頼人が、犬猿の仲である姉の未央子であること。大喧嘩の末、凪子は未央子の息子・輝也の死を捜査することになる。警察は自殺と判断したにもかかわらず、凶器をもった男たちに襲撃された凪子は、事件に裏があることを確信するがー。責任を認めない教師、なにかを隠している姉、不可解な行動を繰り返す輝也の同級生ー。すべての鍵は、人々がひた隠しに守っている心のなかの“聖域”だった。
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政宗九
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