源氏物語(巻9)

紫式部 / 瀬戸内寂聴

1998年2月28日

講談社

3,080円(税込)

小説・エッセイ / 人文・思想・社会

亡くなった大君を忘れられないながらも、薫は藤壺の女御の遺児、女二の宮と結婚。二条の院に迎えられ、匂宮との間に若君を懐妊している中の君は、薫が自分に大君の面影を見て恋慕するのに困惑、異母妹浮舟を勧める。左近の少将に婚約を破棄された浮舟は、身を寄せた二条の院で匂宮に迫られ、逃れた三条の小家で薫に逢う。早蕨、宿木、東屋。

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