犬神奇談

講談社X文庫

椹野道流

2002年7月5日

講談社

693円(税込)

ライトノベル

「…いた。あそこです」その声に、敏生も天本も龍村も目をあげ、そして息をのんだ。星も凍るような寒夜。静まりかえった裏庭に、じっと立ちつくして。やがて、つぶやいたのは、誰だったろうか。「…あれが…」彼らの目に等しく映っていたものーそれは、首のない大きな白い犬の姿だった…。最新刊、ネオ・オカルト・ノヴェル。

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