論理が伝わる 世界標準の「議論の技術」 Win-Winへと導く5つの技法
ブルーバックス
倉島 保美
2015年5月21日
講談社
1,100円(税込)
人文・思想・社会 / 新書
日本人は議論が下手、とよく言われます。もしあなたも「議論するのは苦手」だとしたら、それは正しい議論のしかたを知らないからです。議論とは、自分の主張を押し通したり、相手を打ち負かしたりするような勝敗を競うものではありません。Win-Winでベストな成果を導き出す、論理的で生産的な話し合いです。5つの基本技術と、思わず「なるほど」と膝を打つ実例で、議論上手になるテクニックを学んでいきます。 〈内容紹介〉議論を成功させる5つの基本技術 1 伝達の技術 分かりやすい話し方とは? 2 傾聴の技術 議論の流れを正しく把握する方法 3 質問の技術 論点を深める効果的な聞き方とは? 4 検証の技術 間違った意見に惑わされない方法 5 準備の技術 議論のシナリオを作り予防線を張る 序章 なぜ議論の技術なのか 1 論理的な議論とは 2 論理的な議論でWin-Winに導く 3 論理は万能ではない 第1部 議論の基礎 1 議論の基本は、主張の構成にある 2 議論には、守るべきルールがある 3 議論は、原案への反論の応酬である 第2部 議論の技術 1 伝達の技術 2 傾聴の技術 3 質問の技術 4 検証の技術 5 準備の技術 第3部 議論の実践 1 論点をとらえ、深め、ずらさせない 2 議論例と解説 3 演 習 〈コラム〉 トゥールミンの議論モデル どこまで理由に対して根拠を述べるのか 議論が本当に得意な人 代案の条件 「おまえもやっているではないか」という反論 議論上手とは メリットの重要性には質と量がある 「反対するなら代案出せ」は正しいか? 使ってはいけない裏技(不当予断の問い) 相関関係は因果関係ではない 使ってはいけない裏技(誤った二分法) フェルミ推定 使ってはいけない裏技( 多義あるいは曖昧の詭弁) 使ってはいけない裏技(詭弁すべて)
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論理の基本が学べます
この本では、論理の基本的な技術の一部を学べます。著書では議論に特化して、書かれています。しかし、その技術は、何も議論だけにとどまらず、レポートや日々の思考、プレゼンなどの何かを「考える」あるいは「伝える」ことに応用できます。なぜなら、それらは共通して論理の世界であり、批判的思考だからです。つまり、この本で、それらの基礎技術を学べるわけです。 また、あくまでも技術の一部であります。したがって、そういった技術を学ぶ方には、戸田山和久著『論文の教室: レポートから卒論まで』、NHKブックスも合わせて読むと良いです。こちらは、文章特化型ですが、その核となる技術は応用可能です。
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