女たちの平安宮廷 『栄花物語』によむ権力と性

『栄花物語』によむ権力と性

講談社選書メチエ

木村朗子

2015年3月11日

講談社

1,925円(税込)

小説・エッセイ / 人文・思想・社会

かつて閨房から権力が生まれる時代があった。摂関政治とは「娘の懐妊」にすべてが賭けられたシステムである。女であること、生むこと、母となること…。その連なりに走る亀裂が男たちの世界をつくり、やがて掘り崩すことを、『栄花物語』の作者は見逃さない。「男もすなる歴史を女もしてみむ」ともいうべき語りの冒険を読み解く。

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