金太郎の母を探ねて 母子をめぐる日本のカタリ

講談社選書メチエ

西川 照子

2016年4月12日

講談社

1,705円(税込)

人文・思想・社会

山の王たる熊にまたがり、炎のごとき赤い腹掛けには錬金術師の証である「金」の文字。おなじみ金太郎は「雷神」とも伝わるが、その母の存在は深い闇に包まれている。母の正体を求め、中世から古代へ、そして再び中世へ…「母子神信仰」を手がかりにしてめぐる探求の旅は、その果てで驚愕の事実と出会うことになる。豊饒なる民俗学の冒険へ!

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