うつ病の人に言っていいこと・いけないこと

健康ライブラリーイラスト版

有馬 秀晃

2014年4月25日

講談社

1,540円(税込)

美容・暮らし・健康・料理

家族や同僚がうつ病にかかった時、どんな言葉をかければよいでしょうか。よく「うつ病の人を励ましてはいけない」と言いますが、実は励ました方がよい時期もあります。本書では、タブーな言葉から回復を後押しする励まし方まで、うつ病の長期化・再発を防ぐ接し方を徹底解説します。また、うつ病の本人向けにも「病気の打ち明け方」や「治療中の人付き合い」をアドバイス。家庭や職場での場面別対応例が満載で、すぐに使える一冊。 ひと目でわかるイラスト図解 《講談社 健康ライブラリーイラスト版》 【家庭や職場での場面別対応例が満載】 うつ病の人に「がんばって」は本当に禁句なのでしょうか? タブーな言葉から、回復を後押しする励まし方まで、 家庭や職場での場面に応じた対応例が満載。 うつ病の長期化、再発を防ぐ接し方を徹底解説します。 (まえがきより) 私はうつ病患者さんの復職支援に10年以上とりくんできました。患者さんを支える家族への対応にも、力を入れてきました。また、企業の産業医として職場の健康管理にも携わっています。 そのような活動のなかで痛感してきたのが、うつ病患者さんを治す(単に病気が癒えるだけでなく、社会的機能も回復させ、再発を防ぐ)ためには、本人への治療に加えて、家族や職場の人々など、関係者へのアドバイスや働きかけが重要だということです。 患者さんへの対応だけでは、患者さん自身はよくなっても、その人を支える家族や職場の人々が疲弊し、共倒れしてしまうことがよくあります。関係者を支えることも必要なのです。そうした周囲の支援が、患者さんの回復に必要であることも、言うまでもありません。 本書は絶対的な正解を示すものではありません。むしろ、本書を引き合いにして、患者さんと家族、職場の人々が話し合いの機会をもってもらえれば幸いです。(監修者 有馬秀晃) 【家族が言っていいこと・いけないこと】(一例紹介) ●自殺をほのめかされたらなんて言えばいい? ●経済的な不安を本人にどう話す? ●職場とのやりとりは本人に任せたほうがいい? ●気晴らしに遊びや会食に誘ってもいい? 【職場で言っていいこと・いけないこと】(一例紹介) ●うつ病の同僚から仕事上の相談をされたらどうする? ●生産性の低下が目立ってきたらどう切り出せばいい? ●法的に問題となる言い回しは? ●休職中の社員の状況を家族に聞いていい?

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