海峡の暗証

函館着4時24分の死者

講談社文庫

津村秀介

1996年6月30日

講談社

555円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

『ぼくのことは忘れて欲しい。海峡には、一人で行く』社長の女婿に決まったエリート社員が、函館への婚前旅行を破棄して失踪した。しかし、男が墜死死体で発見されたのは九州の福岡。さらに驚くべきことに、死の前日、福島での殺人事件の容疑者に男の名が浮かんだ。錯綜する謎に挑む、ご存じ浦上伸介の活躍。

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