殺戮にいたる病

講談社文庫

我孫子武丸

1996年11月30日

講談社

649円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

永遠の愛をつかみたいと男は願ったー。東京の繁華街で次々と猟奇的殺人を重ねるサイコ・キラーが出現した。犯人の名前は、蒲生稔!くり返される凌辱の果ての惨殺。冒頭から身も凍るラストシーンまで恐るべき殺人者の行動と魂の軌跡をたどり、とらえようのない時代の悪夢と闇を鮮烈無比に抉る衝撃のホラー。

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みんなのレビュー (5)

Readeeユーザー

衝撃の結末

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4.1 2023年03月10日

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Readeeユーザー

嫌な気持ちがトリックを隠す、至高のイヤミス

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4.6 2022年06月17日

作者は「かまいたちの夜」の人。  主人公稔は、とんでもないサイコキラー。  猟奇的なグロさの悲鳴に隠された、叙述トリック。  最悪なイヤミス。  最後のラスト2ページで、種明かしして、全てをどんでん返しする叙述トリック。

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しおり

ミステリ上級者向け

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3.5 2021年03月04日

とにかくグロい。ミステリの金字塔だかなんだかという帯に惹かれて購入したが、猟奇事件を犯人の視点を混ぜて描くという構造のせいで歪んだ性癖とそれにまつわる犯罪行為が生々しく描写されており、読んでいてめちゃ精神衛生に悪かった。推理小説というより犯罪小説の性格が強いかもしれない。トリックは丁寧に組まれていて読後感も悪くなく、ミステリとしての完成度は高いと思うが、読んでいて疲れる一作だった。

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Readeeユーザー

「えっ」

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4.3 2020年06月23日

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hanakong

これには気持ち良く騙された

starstarstarstarstar 5.0 2018年06月09日

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