文庫版 魍魎の匣
講談社文庫
京極 夏彦
1999年9月30日
講談社
1,650円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
匣の中には綺麗な娘がぴったり入ってゐた。箱を祀る奇妙な霊能者。箱詰めにされた少女達の四肢。そして巨大な箱型の建物ー箱を巡る虚妄が美少女転落事件とバラバラ殺人を結ぶ。探偵・榎木津、文士・関口、刑事・木場らがみな事件に関わり京極堂の元へ。果たして憑物は落とせるのか!?日本推理作家協会賞に輝いた超絶ミステリ、妖怪シリーズ第2弾。
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匣のような文庫本
starstarstarstar 4.5 2023年05月10日
star
ようやく読み終えることが出来た。 購入してから結局10年は経っていたのではないか。一度読みかけてなんだか読書熱が冷めてしまいやめてしまっていた。 実際のところ、1000ページを超える本のため読むのは苦労した。けれども読むことが出来てよかったと思う。 「匣」を題材にした作品であることはタイトルからも分かる。ただ、匣ってどう物語に組み込まれていくのか全くの謎だったし、読み始めてもはてなマークが続々出てくる感じだった。 全部を読み終えても腹落ちするところまではスっといかない。これは読み返しが必要なのかもしれない。けれども、再読するのは骨が折れる。また時間を置いて手に取ってみようか。
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(無題)
2回目読んだら伏線がよく分かってより面白かった。 ただ、長い。
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