夜の眼

講談社文庫

北方謙三

2000年5月15日

講談社

680円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

性に奔放な34歳の愛人・静子。あどけなさの残る20歳の葉子。「性具」と「飼育」、岸波は2人の女との情事に溺れ、“小さな死”という名のオーガズムを求めて喘ぐ。死を求めながら、死に恐怖する。老いのとば口に立った1匹のオスが渇望する真のエクスタシーとは?社会の禁忌に触れる、衝撃の情事小説。

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