
酸素は鏡に映らない
Mystery land
上遠野浩平
2007年3月31日
講談社
2,200円(税込)
小説・エッセイ
「それはどこにでもある、ありふれた酸素のようなものだ。もしも、それを踏みにじることを恐れなければ、君もまた世界の支配者になれるー」ひとけのない公園で、奇妙な男オキシジェンが少年に語るとき、その裏に隠されているのはなんでしょうか?宝物の金貨のありか?未来への鍵?それともなにもかもを台無しにしてしまう禁断の、邪悪な扉でしょうか?ちょっと寂しい姉弟と、ヒーローくずれの男が巡り会い“ゴーシュ”の秘宝を探し求めて不思議な冒険をする、これは鏡に映った姿のように、あるけれどもなくて、ないけれどもある、どうでもいいけど大切ななにかについての物語ですーあなたは、鏡をどういう風に見ていますか。
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ムッツ
冒険と日常の境目
クワガタを追いかけて辿り着いた公園で、小学生の健輔と不思議な力を持つ男の柊が出会う。猫が差出した一枚のコインをきっかけに、バイクで突っ込んできた若手俳優と、彼のファンだった健輔の姉の三人でコインの謎を追う。 柊は、自分は世界の支配者だと健輔につげる。彼はいったいなにをさせたいのか。日常と冒険が交差するような物語。 大筋はシンプルだが、メッセージを噛み砕く楽しみも盛り込まれている。 ページ数のわりには文字が大きく、すぐに読み進められるので、幅広い層に読み易い作品。 複数の人物が動き出す、躍動感が魅力の一つだと感じた。
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