子どもの「パン食」は今日からおやめなさい! 栄養学不要論

講談社+α新書

幕内 秀夫

2007年9月21日

講談社

880円(税込)

美容・暮らし・健康・料理 / 新書

肥満、小児糖尿病、小児生活習慣病になる子どもが、ものすごい勢いで増えています。私は20年以上にわたって、食生活改善の指導を医療機関などで行ってきていますが、いまでは、ほとんどが保育園や幼稚園の食事指導になっています。子どもに、どうやって正しい食事をとらせるか。大変大事なことですが、これは、本書でこれからお話ししていく「食生活の基本」を実践しさえすればすぐに改善できて、効果も上がるものなのです。 ■一時間目 子どもの食と体が危ない 大人と子どもの食事は違う 子どもは「食」の被害者 子どもの食事をよくするのは簡単 小児肥満の急増という危険サイン 脂肪だらけの子どもと若者 子どもの脂肪はアメリカを超えた スナック菓子、ジュースの恐怖 キレる子どもと低血糖症 学力と脳と食事には密接な関連が 他 ■二時間目 脂肪まみれの日本人女性? 日本人女性の命運を分けた日 米を減らして油を増やす女性たち パン食志向で砂糖・油まみれに 三〇代に乳がんが激増する理由 他 ■三時間目 間違いだらけの栄養教育 壮大なアメリカの小麦戦略 五〇年で半減したごはん摂取量 貧しくなった日本人の副食 栄養のバランスなどいらない! コロコロ変わる栄養学の主張 寒冷地の学問が日本に合うか? 世界一主食のおいしい国・日本 輸入小麦が女性の体を悪くした 他 ■四時間目 給食の怪談 給食ほどデタラメな食事はない ご都合主義の行政指導 増える「完全米飯給食」導入校 本当の「食育」とはなにか? 「食わず嫌い」にはわけがある 高カロリーを好むのは動物の本能 子どもは食べるべき量がわかる “常に完食”の大人がおかしい 胃袋で食べる子、目で食べる親 「子どものための食事」など不要 「心」でも食べる厄介な大人 不健康を広めただけの栄養学 子どもに訊けば、答えがわかる 他 ■五時間目 ヒトはなにを食べて生きてきたのか 「管理栄養士」の正体 徒歩で日本縦断をして得た真理 長寿村との出合い さまざまな民間食療法を体験 民間食療法とは「修行」だった ジャンクフードの大実験 ある女子大生の栄養失調死事件 風土は「FOOD」 フランクリン探検隊の悲劇 「もったいない」こそ生きる知恵 食事は「その人」を雄弁に語る アトピー性皮膚炎児はどうするか 「早すぎる離乳食」は危険 他 ■六時間目 いますぐ実践できる究極の七ヵ条 食生活、七つの提案

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