軍事力が中国経済を殺す

講談社+α新書

相沢 幸悦

2014年7月23日

講談社

924円(税込)

ビジネス・経済・就職 / 新書

2014年春、ついに中国でデフォルトが始まった! が、世界不況下、かつての日本のように欧米へ「集中豪雨的輸出」をすることもできない。そこで工業設備の活用のため、お鉢が回ってきたのが軍事力の増強、すなわち軍拡である。こうして中央銀行たる中国人民銀行は、この軍拡と、治安維持、不良債権の買い取り、環境対策のため、政府へのマネー供給機関に成り下がる。インフレの亢進で、中国経済の命脈は2017年に途絶える! 2014年春、ついに中国でデフォルトが始まった! しかし、世界不況下、かつての日本が行ったように欧米へ「集中豪雨的輸出」をすることもできない。そこで工業設備の活用のため、お鉢が回ってきたのが軍事力の増強、すなわち軍拡である。  こうして中央銀行たる中国人民銀行は、この軍拡と、治安維持、不良債権の買い取り、環境対策のため、政府へのマネー供給機関に成り下がる。すると中国元の信認が失われ、インフレが亢進していく。そして、中国経済の命脈は2017年に途絶えるーー。 序 章 軍事力が中国を殺すプロセス 第1章 中国バブル完全崩壊 第2章 三重苦に喘ぐ中国経済 第3章 格差拡大と民衆暴動の真実 第4章 ストップした投資の裏側 第5章 軍事力が成長を止めるメカニズム 第6章 領土拡張が招く財政赤字 第7章 日本の中国包囲網の成果 第8章 暴走する中国人民銀行

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