ひとたびはポプラに臥す(5)

講談社文庫

宮本 輝

2002年4月15日

講談社

691円(税込)

小説・エッセイ

砂のうねりは、荒海の波のようだった。自らが印した足跡を振り返り、思うのは父母のこと。足跡は自分自身であった。生きて帰らざる海・タクラマカンの静寂なる砂上に生の軌跡を重ね、旅は灼熱のゴビ灘から白峰のカラコルムへ。標高五〇〇〇メートルのクンジュラーブ峠を越え、いよいよポプラ並木が始まった。

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