新装版 播磨灘物語(3)
講談社文庫
司馬 遼太郎
2004年1月15日
講談社
858円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
官兵衛を信長に取りついでくれた荒木村重が信長に謀反を起こし毛利についた。翻意させるべく伊丹を訪れた官兵衛は囚われてしまう。信長は官兵衛も裏切ったと錯覚し、子の松寿丸を殺せと命じた。竹中半兵衛の策で救われるが、官兵衛が牢を出た時は、半兵衛、既に病死。牢を出てからの官兵衛は身も心も変る。
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(無題)
毛利家、結果的に滅亡しなかったから何も言われないが、本能寺がなく滅亡していたら、荒木村重の反乱の時に何故乾坤一擲の勝負を挑まなかったとかなり批判されていたのかな。P286に小早川隆景が「恵瓊を遠ざけよ、中央に関わるな」と毛利輝元に遺言したとあるが、本当かな?大きすぎて態度不鮮明は無理では?黒田官兵衛の牢獄に入れられてもめげないところと裏切り者に対しても大人の態度をとる度量はすごいと思った。
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