蒼穹の昴 1

講談社文庫

浅田 次郎

2004年10月31日

講談社

792円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

汝は必ずや、あまねく天下の財宝を手中に収むるであろうー中国清朝末期、貧しき糞拾いの少年・春児は、占い師の予言を通じ、科挙の試験を受ける幼なじみの兄貴分・文秀に従って都へ上った。都で袂を分かち、それぞれの志を胸に歩み始めた二人を待ち受ける宿命の覇道。万人の魂をうつべストセラー大作。

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(無題)

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4.0
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2019年03月11日

みんなのレビュー (3)

ほーく

(無題)

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4.2 2020年09月13日

広大な草原の中で貧しく母と妹ともに暮らす少年、春児。そして、学問に勤しみつつ、兄の火付け役として育てられてきた、文秀。 国家を変えていくことを夢見て2人がおりなす、清王朝末期の物語。  日本の豊臣秀吉を彷彿させるような、そんなストーリーに心惹かれるまで数秒ともたなかった。弱き者が天下に向けて一心に努力していく、いわゆる成長物語は自分のテイストによくあっている。特に2人の志とその意志の強さに心打たれる。  白太太の預言によって指し示された運命。 人は誰しもなにか宿命を背負っている。それに従うか、逃げるかはその人次第。  特に春児は強い決断をした。なんと、老皇帝に近づくために、自らの手で逸物を切り落としチェンシンしたのだ。それまで、そのもののの行く道や残獄な未来、非業な仕打ちを見た上での決断だった。それもすべて、家族のため。私利私欲のかけらもない彼に頭も上がらない。  文秀も同じだ。普段は酒、女、悪事に手を伸ばして周りから見る自分を意識して、自分を取り繕ってきた数十年間。それは、家族のあたりの強さへの反動、そして実母から言われた「学問をしていればなにも怖いものはない」という言葉だった。それを胸に抱いて、幾度もなく大量の漢文を読み、勉強を続けてこれた文秀の熱意は何者にも変えられない。  まさに言葉の通り、いっときの我慢か、長年の努力か。2人は自らの大志に向けて、道を切り開き始めた。2人の運命がどのように交わっていくのか、そしてどのように国が変わっていくのか、これからの展開が楽しみだ。  また、漢文という漢字の羅列に苦手意識があった中学、高校生時代。しかし今読んでみると、その言葉の美しさ、孔子や孫氏、古事成語の数々に心や胸を打たれる。少しでも、その片鱗を掴めるように。古代の人々の考えや教訓を学べるように、一言一句読み進めていきたい。

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ほーく

(無題)

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4.2 2020年02月19日

広大な草原の中で貧しく母と妹ともに暮らす少年、春児。そして、学問に勤しみつつ、兄の火付け役として育てられてきた、文秀。 国家を変えていくことを夢見て2人がおりなす、清王朝末期の物語。  日本の豊臣秀吉を彷彿させるような、そんなストーリーに心惹かれるまで数秒ともたなかった。弱き者が天下に向けて一心に努力していく、いわゆる成長物語は自分のテイストによくあっている。特に2人の志とその意志の強さに心打たれる。  白太太の預言によって指し示された運命。 人は誰しもなにか宿命を背負っている。それに従うか、逃げるかはその人次第。  特に春児は強い決断をした。なんと、老皇帝に近づくために、自らの手で逸物を切り落としチェンシンしたのだ。それまで、そのもののの行く道や残獄な未来、非業な仕打ちを見た上での決断だった。それもすべて、家族のため。私利私欲のかけらもない彼に頭も上がらない。  文秀も同じだ。普段は酒、女、悪事に手を伸ばして周りから見る自分を意識して、自分を取り繕ってきた数十年間。それは、家族のあたりの強さへの反動、そして実母から言われた「学問をしていればなにも怖いものはない」という言葉だった。それを胸に抱いて、幾度もなく大量の漢文を読み、勉強を続けてこれた文秀の熱意は何者にも変えられない。  まさに言葉の通り、いっときの我慢か、長年の努力か。2人は自らの大志に向けて、道を切り開き始めた。2人の運命がどのように交わっていくのか、そしてどのように国が変わっていくのか、これからの展開が楽しみだ。  また、漢文という漢字の羅列に苦手意識があった中学、高校生時代。しかし今読んでみると、その言葉の美しさ、孔子や孫氏、古事成語の数々に心や胸を打たれる。少しでも、その片鱗を掴めるように。古代の人々の考えや教訓を学べるように、一言一句読み進めていきたい。

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カタッツ

父にすすめられて

starstarstarstar 4.0 2019年07月05日

浅田次郎は読んだことなかったのですが、8年ぐらい中国に赴任してた父にすすめられて読み始めました。 とにかく、登場人物の名前がややこしくて。。モチベーションが下がったりもしましたが、なんとか読み進めてるとどんどん面白くなってきます。 キングダムで宦官を見て、去勢とか昔はすごいことしてたんだなあと思ってたら、つい百何十年前まであったんですね。信じられない。

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