天使のナイフ

講談社文庫

薬丸 岳

2008年8月12日

講談社

880円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

生後五ヵ月の娘の目の前で妻は殺された。だが、犯行に及んだ三人は、十三歳の少年だったため、罪に問われることはなかった。四年後、犯人の一人が殺され、檜山貴志は疑惑の人となる。「殺してやりたかった。でも俺は殺していない」。裁かれなかった真実と必死に向き合う男を描いた、第51回江戸川乱歩賞受賞作。

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書店員レビュー(2)
書店員レビュー一覧

ひさだかおり

書店員@精文館書店中島新町店

(無題)

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0
2020年01月16日

長江貴士

書店員

薬丸岳「天使のナイフ」

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2019年12月27日

みんなのレビュー (3)

Readeeユーザー

(無題)

starstarstarstar 4.0 2023年08月09日

映像化されたドラマを先に見ていたので思い出しながら読んだ。被害者遺族となる桧山貴志が巻き込まれる真実に近づく過程をゾクゾクしながら読んだ。少年犯罪による法律はやがて改正されるがそれまでは被害者遺族がいかにないがしろにされていたかが分かる。法律について考えさせられた。自分はドラマより小説を先に読んだ方がいいと改めて思った。

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Readeeユーザー

(無題)

starstarstarstarstar 5.0 2023年02月08日

複雑に絡み合ういくつもの事件。 自分の家族が被害にあったら… 子どもが加害者になってしまったら… 現実的ではないストーリーではあるものの、自分に置き換えて色々と考えてしまった。 久々にページを捲る手が止まらない作品。

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Readeeユーザー

(無題)

-- 2018年11月15日
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