アラミスと呼ばれた女

講談社文庫

宇江佐 真理

2009年4月15日

講談社

704円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

安政3年、坂の町、長崎。 「これからの世の中、おなごが通詞になったって、罰(バチ)はあたらねェ」 攘夷運動、大政奉還、戊辰戦争ーー1人、この時代を駆け抜けた女性がいた。 安政3年、肥前長崎。出島で働く父から英語や仏語を習う10歳のお柳。「うち、お父ちゃんのように通詞になりたかとよ」。女人禁制の職に憧れる幼いお柳の運命は、釜次郎、のちの榎本武揚との出会いによって大きく変わっていく。攘夷運動、大政奉還から戊辰戦争へ。激動の時代に消えた1人の「男装」の通詞。 ※本書は2006年1月、潮出版社より単行本として刊行されました。

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