小説 琉球処分(上)

講談社文庫

大城 立裕

2010年8月12日

講談社

990円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

清国と薩摩藩に両属していた琉球ー日本が明治の世となったため、薩摩藩の圧制から逃れられる希望を抱いていた。ところが、明治政府の大久保利通卿が断行した台湾出兵など数々の施策は、琉球を完全に清から切り離し日本に組み入れるための布石であった。琉球と日本との不可思議な交渉が始まったのである。

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