
新装版 海と毒薬
講談社文庫
遠藤 周作
2011年4月30日
講談社
638円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
生きたままの人間を解剖するーー戦争末期、九州大学附属病院で実際に起こった米軍捕虜に対する残虐行為に参加したのは、医学部助手の小心な青年だった。彼に人間としての良心はなかったのか? 神を持たない日本人にとっての<罪の意識><倫理>とはなにかを根源的に問いかける不朽の長編。 我々日本人はもう一度問い直さなければならないのではないだろうか。 「神を持たない日本人」とはなんであるか、ということを。--夏川草介<解説より> 生きたままの人間を解剖するーー戦争末期、九州大学附属病院で実際に起こった米軍捕虜に対する残虐行為に参加したのは、医学部助手の小心な青年だった。彼に人間としての良心はなかったのか? 神を持たない日本人にとっての<罪の意識><倫理>とはなにかを根源的に問いかける不朽の長編。解説:夏川草介 海と毒薬 年譜
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raon
単純なことがいちばん難しいのかも
読書中、事ある毎に 確固たる“良心”とはなにかー を問いかけられているようで頭が痛い作品だった 思えば自分の倫理観とか善悪の意識というものは 他人に事細かく論じるものでもないし なんとなくある、くらいの感覚で生きているけれど 究極の状況に陥ったときに 果たしてどんな選択をするか。 確固たる意思が無い人間がとる行動に嫌悪感を抱きつつ、自分もまたそんな彼彼女らと同等なのかもしれないと危機感を感じた
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