電化文学列伝

講談社文庫

長嶋有

2011年11月30日

講談社

544円(税込)

小説・エッセイ / 人文・思想・社会 / 文庫

作品中の家電製品の描かれ方を軸に文学を語る、新しくて深い書評エッセイ。小川洋子『博士の愛した数式』のアイロン、吉田修一『日曜日たち』のリモコン、花輪和一『刑務所の中』の電気カミソリなど、作家が作品世界をどう構築するのか、その秘密が明かされる。書き下ろし短編小説、「導線」収録。

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