千世と与一郎の関ヶ原

講談社文庫

佐藤 雅美

2012年2月29日

講談社

817円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

細川忠興の嫡子与一郎は秀吉の仲立ちで前田利家の七女千世を娶った。睦まじい夫婦ぶりも束の間、秀吉の死後家康から前田家との縁切りを迫られる。姑の玉も石田三成が人質にとろうとするのを拒んで自害し、追い詰められた千世は屋敷を逃れて落魄の身に…。関ヶ原の思わぬ実像を描き出した傑作歴史小説。

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