NO．6〔ナンバーシックス〕♯7
講談社文庫
あさの あつこ
2012年7月31日
講談社
638円（税込）
小説・エッセイ / 文庫
地下から開かずの遮断扉を突破し、矯正施設へ潜り込んだ紫苑とネズミ。高度なセキュリティシステムをくぐり、兵士に銃口を向けナイフをかざしながら最上階へ駆け上がる。最上階には《NO．6》を支配するマザーコンピューターと、沙布が捕らわれている部屋があるはずーー「やっと来たか。おまえを待っていた」 （講談社文庫） 侵入成功！ 要塞化した矯正施設で、いよいよ戦いが始まる。 最上階の心臓部に眠る真実ーー沙布、生きていてくれ！ 地下から開かずの遮断扉を突破し、矯正施設へ潜り込んだ紫苑とネズミ。高度なセキュリティシステムをくぐり、兵士に銃口を向けナイフをかざしながら最上階へ駆け上がる。最上階には≪NO.6≫を支配するマザーコンピューターと、沙布が捕らわれている部屋があるはずーー「やっと来たか。おまえを待っていた」
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Readeeユーザー
（無題）
starstarstarstarstar 5.0 2018年10月01日
今回はひたすら矯正施設の中をかけていく紫苑とネズミ、企んでいる力河とイヌカシ、No.6の中で起きた奇妙で謎に包まれた事件により市民の不満が立ち上り始めたという話でした。
そして、ここで大きな注目場面になるのがネズミが紫苑に向けて抱いている感情が露わになって語られているところに人間に手を下すことを決して赦すまじとしていた紫苑が犯してしまった罪が今までの話でも大きい展開を見せたのではないかと思います。
数々のネズミやイヌカシが感じていた紫苑の奥に揺れる微かな恐るべきものという伏線がここで明らかになってきたのでここでの沙布との出会いからかなりの注目度がありますね。
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Readeeユーザー
（無題）
starstarstarstarstar 5.0 2017年04月30日
今回はひたすら矯正施設の中をかけていく紫苑とネズミ、企んでいる力河とイヌカシ、No.6の中で起きた奇妙で謎に包まれた事件により市民の不満が立ち上り始めたという話でした。
そして、ここで大きな注目場面になるのがネズミが紫苑に向けて抱いている感情が露わになって語られているところに人間に手を下すことを決して赦すまじとしていた紫苑が犯してしまった罪が今までの話でも大きい展開を見せたのではないかと思います。
数々のネズミやイヌカシが感じていた紫苑の奥に揺れる微かな恐るべきものという伏線がここで明らかになってきたのでここでの沙布との出会いからかなりの注目度がありますね。
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古今東西の本棚
（無題）
偽りの理想郷No.6の物語。矯正施設の最深部に潜入した紫苑とネズミ、そこでみたものとは。 ついに、No.6の崩壊が始まりました。No.6の裏側で行われる残酷な行為を見て、内面に少しづつ変化の訪れる紫苑を見て、ネズミの不安が少しづつ膨らんできます。でも。No.6の本当の秘密は最後まで明かされない予感がしてきました。
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