戦国鬼譚 惨
講談社文庫
伊東 潤
2012年10月31日
講談社
726円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
人を欺けば謀られ、人を信じれば殺される。木曾谷の治世をめぐり反目する木曾家当主の義昌と弟の義豊。武田に殉じるか織田へ寝返るかー谷間に常と変わらぬ春が訪れたとき、兄弟は慟哭の中で身悶えしなければならなかった。武田家滅亡が招いた鬼哭啾啾を活写し、極点での人間の本性を炙り出した傑作戦国絵巻5編。
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toruo
(無題)
知らなかったのですが、最近注目の歴史モノ作家の作品ということで手にとってみました。 武田家滅亡に際して武田傘下の何人かの武家、武将の対応とその運命を描いた作品。 それにしても長篠以降の武田家って四面楚歌でどうしようもない状態だったんだと改めて思いました。何か打開策は無かったのかな、とその辺りを考えたりして。 面白かったので他の作品も読んでみようと思います。 あとがきで知ったのですが、この作者、私が勤務している会社のOBだそうな...
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