新参者
講談社文庫
東野 圭吾
2013年8月31日
講談社
880円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
日本橋の片隅で一人の女性が絞殺された。着任したばかりの刑事・加賀恭一郎の前に立ちはだかるのは、人情という名の謎。手掛かりをくれるのは江戸情緒残る街に暮らす普通の人びと。「事件で傷ついた人がいるなら、救い出すのも私の仕事です」。大切な人を守るために生まれた謎が、犯人へと繋がっていく。
本棚に登録&レビュー
みんなの評価(121)
starstarstarstarstar
読みたい
113
未読
87
読書中
5
既読
1173
未指定
824
書店員レビュー(1)書店員レビュー一覧
みんなのレビュー (10)
参考になった順
新しい順
登録しました。
close
ログイン
Readeeのメインアカウントで
ログインしてください
Readeeへの新規登録は
アプリからお願いします
- Webからの新規登録はできません。
- Facebook、Twitterでのログイ
ンは準備中で、現在ご利用できませ
ん。
シェア
X
LINE
リンク
楽天ブックスサイト
楽天ブックスアプリ
© Rakuten Group, Inc.
キーワードは1文字以上で検索してください
Readeeユーザー
(無題)
各短編ごとに主人公がかわり、事件に直接関係ない周辺人物の小さな謎を解いていくうち徐々に本来の事件解決が浮かび上がっていく構成となっている。すべての短編を読んでこそ、ラストの結末に感動がある。日本橋小伝馬町で一人暮らしの40代の女性が絞殺された。日本橋署に着任したばかりの加賀恭一郎は、事件を追い、未知の土地を歩き回る。立ちはだかるのは日本橋で暮らす家族や店が抱える謎。彼は独自にその問題を解いていき、次第に事件そのものの真相をつかむ。事件自体はたいしたことがなく、大きなトリックがあるわけでもない。それでも、これほどのめりこめるのは、読んでいるうちに、日本橋の住人となった気持ちになるからだろう。それほど著者の筆は活きている。
全部を表示いいね1件