悪と仮面のルール

講談社文庫

中村 文則

2013年10月17日

講談社

726円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

邪の家系を断ちきり、少女を守るために。少年は父の殺害を決意する。大人になった彼は、顔を変え、他人の身分を手に入れて、再び動き出す。すべては彼女の幸せだけを願って。同じ頃街ではテロ組織による連続殺人事件が発生していた。そして彼の前に過去の事件を追う刑事が現れる。本質的な悪、その連鎖とは。 祝!日本人初「デイヴィッド・グディス賞」受賞! 「The Wall Street Journal」2013年ミステリーベスト10選出! いま最もアメリカで注目されている日本人作家、中村文則の注目作。 邪の家系を断ちきり、少女を守るために。少年は父の殺害を決意する。大人になった彼は、顔を変え、他人の身分を手に入れて、再び動き出す。すべては彼女の幸せだけを願って。同じ頃街ではテロ組織による連続殺人事件が発生していた。そして彼の前に過去の事件を追う刑事が現れる。本質的な悪、その連鎖とは。 米国「The Wall Street Journal」2013ミステリーベスト10にも選出された本作は、米国ホラー作家協会( HWA)の「ブラム・ストーカー賞」にも初ノミネートされた注目作。 著者の中村文則は、米国でノワール小説の分野に貢献した作家に贈られる「デイヴィッド・グディス賞」も受賞し、日本国内外で評価が集まっている。

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(23

starstarstar
star
3.92

読みたい

12

未読

30

読書中

3

既読

95

未指定

80

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー (1)

Readeeユーザー

消したくない記憶

starstarstarstarstar 5.0 2019年04月27日

面白すぎる。面白すぎて読み終わるのが悲しくなるくらい。 思春期に感じた純粋なもの。大人になったばかりの虚無感。 無意識から支配されることの恐怖。 様々な心理描写に引き込まれ、感情移入しまくり。 頭クタクタになりそうだが、読みたくてしょうがなくなる。スゲー一冊。 本の中の香織に恋してしまった。笑

全部を表示
Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください