悪と仮面のルール

講談社文庫

中村 文則

2013年10月17日

講談社

726円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

邪の家系を断ちきり、少女を守るために。少年は父の殺害を決意する。大人になった彼は、顔を変え、他人の身分を手に入れて、再び動き出す。すべては彼女の幸せだけを願って。同じ頃街ではテロ組織による連続殺人事件が発生していた。そして彼の前に過去の事件を追う刑事が現れる。本質的な悪、その連鎖とは。

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Readeeユーザー

消したくない記憶

starstarstarstarstar 5.0 2019年04月27日

面白すぎる。面白すぎて読み終わるのが悲しくなるくらい。 思春期に感じた純粋なもの。大人になったばかりの虚無感。 無意識から支配されることの恐怖。 様々な心理描写に引き込まれ、感情移入しまくり。 頭クタクタになりそうだが、読みたくてしょうがなくなる。スゲー一冊。 本の中の香織に恋してしまった。笑

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