カジュアル・ベイカンシー 突然の空席 1

講談社文庫

J.K・ローリング / 亀井 よし子

2014年2月14日

講談社

1,100円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

イギリス西部の田舎町・パグフォード。パグフォード地方自治組織議会の議員で、バリー・フェアブラザーが40代の若さで突然亡くなった。彼のの死で、議席に「カジュアル・ベイカンシー=突然の空席」が生じる。その選挙で、住人たちの素顔が次々と明らかになる……。小さな町の大きな物語。稀代のストーリーテラーがなにをおいても描きたかった、社会派ドラマ。  イギリス西部の田舎町・パグフォード。パグフォード地方自治組織議会の議員であるバリー・フェアブラザーが40代の若さで突然亡くなるところから物語は始まる。 パグフォードは中流階級が多く住む町。しかし隣町との町境に、「フィールズ」という低所得者向け公営住宅が建っている。生活保護に頼り、薬物依存治療を受ける住人が多いフィールズを、中流階級の住人たちの多くは良くは思っていなかった。フィールズの住人たちに手を差し伸べていた議員のバリーが亡くなったことで、パグフォードに次々と騒動が持ち上がる。 議席に「カジュアル・ベイカンシー=突然の空席」が生じた故の選挙。この選挙如何で、フィールズの住人は窮地に追いやられるのだ。その選挙で、住人たちの素顔が次々と明らかになる……。 英語版の売り上げが3週間で100万部突破。『ニューヨーク・タイムズ』紙の書籍ランキングで、6週連続ベスト3入り(ハードカバー・フィクション部門)を記録した話題作、いよいよ文庫化! 「いや、お見それしました。ローリングを知らない人にも推薦したい、現代の黙示録」--大森 望さん(「週刊現代」2012年12月15日号より) 「作者の普遍的で世界規模の問題提起には圧倒される。またこのような壮大なテーマとの出会いを嬉しく思う」--鹿島田真希さん(「群像」2013年1月7日号より) 「これは傑作である」--茂木健一郎さん(2012年12月6日) Part 1 (Olden Days) Part 2 2巻▼Part 3/Part 4/Part 5/Part 6/Part 7

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(0

--

読みたい

2

未読

4

読書中

0

既読

1

未指定

6

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー

レビューはありません

Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください