スピンク日記

講談社文庫

町田 康

2014年4月16日

講談社

935円(税込)

小説・エッセイ / 人文・思想・社会 / 文庫

私はスピンクといいます。プードルです。小説家の主人・ポチや美徴さん、キューティー・セバスチャンやたくさんの猫たちと一緒に暮らしています。「犯人だー」と叫んで一緒に駆け回り、安物買いの暖房器具で寒い思いをし、ときに「文学の鬼になる」と言い出す主人と私たちの楽しい毎日について申し上げます。 私自身のこと 主人・ポチのこと(一) 主人・ポチのこと(二) キューティー・セバスチャンのこと お留守番 キューティーが病院へ行く キューティーの悲惨な状態 ポチの利己主義 蒸米コージー君来訪 スダチマルダシホール 主人の敗亡と私の反省 ポチの気の毒・スズメバチ(一) ポチの気の毒・スズメバチ(二) 暇 禁止 ポチのマジ歌 私の秋、ポチの秋 失敗の本質(一) 失敗の本質(二) 暖房問題の結末 残りの人生の問題

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