十一月の扉

講談社青い鳥文庫

高楼 方子 / 千葉 史子

2011年6月10日

講談社

990円(税込)

絵本・児童書・図鑑 / 新書

二か月だけ「十一月荘」で下宿生活をすることになった中学二年生の爽子(そうこ)は、個性的な大人たちや妹のようなるみちゃんとの日々、そして、「十一月荘」で出会った耿介(こうすけ)への淡い恋心を物語にかえて、お気に入りのノートに書きはじめる。 「迷うことがあっても、十一月なら前に進むの。」閑(のどか)さんの言葉に勇気づけられ、爽子は少しずつ、考えるのをさけていた転校後の生活にも、もっと先の未来にも、希望を感じられるようになってゆく。 産経児童出版文化賞フジテレビ賞受賞作。 *小学上級・中学から *『十一月の扉』は、1999年9月にリブリオ出版から刊行されました。

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